産後太りの原因と対処法
産後太りで悩むママさんのために、これだけは知ってほしい真実をお伝えします。
・出産前のスタイルに戻りたい
・キュッとしたクビレが欲しい
・ツンッとした上向きヒップを手に入れたい
産後太りの原因
産後太りの原因は、大きく分けて次の3つです。
- ホルモンバランスの変化
- 体重増加
- 運動不足
1.ホルモンバランスの変化
妊娠中は、プロゲステロンやエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌量が増加します。
これらのホルモンは、食欲を増進させる働きがあります。
また、妊娠後期になると、プロゲステロンの分泌量がさらに増加し、脂肪の蓄積を促すようになります。
2.体重増加
妊娠中は、赤ちゃんや羊水、胎盤などの成長のために、体重が平均で10~12kg増加します。
この体重の一部は、出産後に自然に減少しますが、一部は脂肪として残ってしまいます。
3.運動不足
妊娠中は、お腹が大きくなるため、運動が制限されます。
また、出産後も、赤ちゃんのお世話で忙しく、運動する時間がなかなか取れません。
運動不足は、脂肪の蓄積につながります。
一般的にはこの3つが産後太りの原因とされています。
しかし、もう一つ重要なものがあります。
それは、【骨盤の歪み】です!
出産すると骨盤が開いてしまい、そのままの状態を維持しています。
骨盤が開いた状態だと、腰回りやお腹、ヒップに余計なお肉が付いて、産後太りが戻りにくくなります。
産後太りを解消する方法
産後太りを解消するためには、次のことに気を付けましょう。
- バランスの良い食事を心がける
- 適度な運動をする
- 十分な睡眠をとる
1.バランスの良い食事を心がける
妊娠中は、赤ちゃんに必要な栄養を摂取するために、多くの食事を摂取する必要がありました。
しかし、産後は、赤ちゃんも成長し、母乳で必要な栄養を十分に摂取できるようになるため、食事の量を減らすことができます。
また、妊娠中は、糖質や脂質の多い食事を摂取する傾向があります。
でも産後は、これらの食事を控えて、野菜や果物、全粒穀物などの食物繊維を多く含む食事を心がけましょう。
2.適度な運動をする
産後1~2か月は、体調が回復するまで、無理な運動は避けましょう。
体調が回復したら、徐々に運動量を増やしていきます。
ウォーキングやヨガ、水泳などの軽い運動から始め、徐々に負荷を上げていきましょう。
3.十分な睡眠をとる
睡眠不足は、ストレスを増加させ、食欲を増進させます。
十分な睡眠をとることで、ストレスを軽減し、食欲を抑制することができます。
産後の骨盤ケア
産後すぐは、お腹が凹むことはありません。数ヶ月から1年ほどかけて、徐々に元の体型に戻っていきます。
この時期に何のケアもせずに放置しておくと、いつまでもお腹がぽっこり膨らんだ状態をキープします。
なぜなら、出産時に骨盤が開いた状態になっているからです。
骨盤が開いたまま放置しておくと、だんだん歪みが大きくなっていきます。
そこに脂肪が付いて、お腹や腰回りから全身にかけて脂肪が付いて、丸みを帯びた体型になってしまいます。
それを避けるには、出産後に必ず骨盤ガードルを履くこと。
ガードルを履いていれば、骨盤が安定してきて痩せやすい身体になっていきます。
しっかりと骨盤をケアすることで、あなたも理想の体型に近づけますよ。