YouTube動画は本当に集客効果が抜群です。
動画を熱心に見てくれる人って、とても濃い見込み客なんです。
今の時代、商品やサービスの販売にYouTubeは欠かせません。
リスティング広告よりも遥かに大きな集客効果が期待できます。
ぜひ、YouTubeでの動画戦略をビジネスに取り入れてやってみてください。
なぜリスティング広告の効果が薄れているのか？
最近は、リスティング広告の反応がだんだん薄れてきています。
リスティング広告というのは、検索キーワードに応じて検索結果に表示される広告のことをいいます。
何か調べたいことがあるとき、グーグルやヤフーの検索エンジンで検索しますよね。
その検索結果に対して、上部や下部にサイトを表示させる広告です。
一昔前までは、インターネットでモノを売る場合にはリスティング広告の活用というのが一般的でした。
実際に効果の出る広告モデルとして注目されていました。
ところが、今はリスティング広告を出しても反応が取れない。
以前に比べてだいぶ効果が薄れているというのをよく耳にします。
いったいなぜ、反応が取れなくなってきたのでしょうか。
広告はスルーされる
今は何か分からないことがあった場合、グーグルやヤフーで検索するのが当たり前になりました。
「ググる」という言葉も一般的に使われるようになりました。
みんな普通に会話の中で「ググる」って言いますよね。
「ググる」というのは、グーグルなどの検索エンジンで調べ物をする行為のことをいいます。
「ググる」という言葉が登場したのは、2001年頃といわれています。
当時は、まだインターネットが普及され始めたばかりです。
ネット検索するのも、一部の限られた人のみの状態でした。
何かについて調べたとき、上から順番にサイトを見ていくのが普通でした。
だからリスティング広告は反応が良かったんですね。
ところが、今ではみんな検索エンジンに慣れ親しんでいます。
検索結果の上部に表示されているのは広告だというのが認知されている状態です。
人は売り込みされるのを嫌がります。
広告だと分かると、始めから見る気が失せてスルーされます。
テレビCMもそうですよね。
好きなテレビ番組を見ていて、CMになるといったん見るのを止めますよね。
そしてCMが終わると再び番組を見る。
郵便ポストに入れられるチラシ広告なども、まったく内容を見ないで捨てることがほとんどですよね。
これと同じ現象が起きているんですね。
『検索結果の上部は広告だから見ない』
これが今の現状です。
消費者の行動
たとえば、今度キャンプに行くからテントが欲しい。
どうせなら、おしゃれなテントが欲しい。
そんなとき、「テント おしゃれ」で検索します。
でも、検索上部に表示されているサイトは、ただテント販売しているだけのサイト。
おしゃれでも何でもなく、ごく普通のテント。
しかも、キャンプで使うものではなく、運動会などのイベント用のテント。
こんな状態だったら、見る気をなくしますよね。
よく確認してみると、検索結果の上部に表示されているのが広告だった。
こんな経験をすると、次からは上部に表示される広告は見ないようになります。
広告の下に表示されているオーガニック検索だけを見るようになります。
だから、今はリスティング広告の反応が薄れているんですね。
YouTubeの集客効果
では、今の消費者はいったいどんな流れで商品やサービスを購入するのか。
いろんなケースがありますが、一番効果が大きいのはYouTubeです。
今はYouTubeが第二の検索エンジンと言われています。
キャンプに行くときのおしゃれなテントが欲しい場合。
YouTubeの中で「テント」と検索します。
そこでテントを紹介しているYouTube動画を見てお気に入りを探します。
お気に入りのテントが見つかったら、Amazonなどでポチッとして購入。
これが今の時代の消費者が取る行動の流れです。
キャンピングカー業界の例
僕は今みるみるランドというYouTubeチャンネルをやっています。
そこでは主にキャンピングカーの動画をアップしています。
おかげさまでキャンピングカー業界での知名度も徐々に上がってきました。
キャンピングカー販売業者さんとも話しをする機会が多いです。
キャンピングカー業界でもやはり、リスティング広告の効果は落ちていると言っています。
それよりも、ほとんどのお客さんがYouTube動画を見て購入を決断されているとのこと。
「みるみるランドの動画を見て購入を決めました」というのも、最近はよく言われるようになりました。
これは本当に嬉しいことです。
動画集客戦略
今はまさしくYouTubeのゴールドラッシュ時代です。
商品やサービスを販売する場合は、YouTube動画戦略を活用していくことをおすすめします。
自社のオウンドメディアとして、YouTubeチャンネルを運用していきましょう。
動画製作や編集の時間が取れない場合は、YouTuberにお願いするという方法もあります。
自社商品と相性の良さそうなYouTuberさんと仲良くなって、上手に宣伝してもらいましょう。
あからさまな商品の宣伝はやらないほうがいいです。
宣伝ではなく、視聴者さんが興味関心を示す内容。
もしくは視聴者さんが楽しいと思えるような内容。
見ている人にとって役に立つ動画配信を心がけていくがポイントです。