カーネルサンダースが小学生の頃に悟った4つのビジネス哲学とは?!

カーネルサンダースってめっちゃ有名ですよね。

そう、あのケンタッキー・フライドチキンを世に送り出した人物。
チキンが美味しいのはもちろんそうですけど。

それよりも印象的なのは、白いスーツにメガネをかけた白髪と白ひげの像。

日本人なら誰もが知っていると言っても過言ではないくらい有名な人物です。
そんなカーネルサンダースですが、小学生の頃から仕事をしているんですね。

ただ仕事をしているだけじゃなく、ビジネス哲学もこのときすでに悟っているんです。
小学生でビジネス哲学を悟るって・・・

めっちゃ凄くないですか?

カーネルサンダースのビジネス哲学

今や全世界で知られているカーネルサンダースが残した偉大な功績。

その根本には、彼が悟った4つのビジネス哲学があったんですね。

  1. できることはすべてやれ
  2. やるなら最善を尽くせ
  3. 最も奉仕する者が最大の利益を得る
  4. 我が身の前に他人に奉仕せよ

もうこの言葉を見るだけで、さすがだなぁと思いますよね。

誰もが知る維持にになるに相応しいビジネス哲学だと思います。

幼少時代

カーネルサンダースは、まだ幼い頃に父親を亡くしています。

そのため母親は仕事に出て家にはあまりいない日々。

まだ小さい弟や妹の面倒を見るのがカーネルサンダースの役目でした。
みようみまねでパンも焼いて、弟や妹に食べさせていたみたいです。

パンが美味しく焼けると嬉しくて、母親の職場に持っていったそうです。
すると職場では母親にほめられ、職場の人にも「偉いねぇ」と褒められていたんだとか。

これが、食を提供する原点になっているんですね。
さらにカーネルサンダースは、小学生の頃から仕事もするようになりました。

農場でコツコツ働いて家計を支えていました。
そこで、2つのビジネス哲学を学んだそうです。

  • できることはすべてやれ
  • やるなら最善を尽くせ

これが何かを達成するための唯一の流儀だと。

小学生ですでにこの哲学を悟るって凄いですよね。
確かに、できることをすべてやったら後悔しないです。

最善を尽くしてやったら何かしらの結果は出ますからね。

それが目標達成につながっていきますよね。

青年時代

カーネルサンダースはいろんな職業を転々とします。

農場から鉄道の仕事、保険のセールスマン、タイヤのセールスマンなど。
どの職業についても、常に優秀な成績を残したそうです。
保険のセールスでもかなり優秀なトップセールスマンとして活躍していました。

カーネルサンダースは、ネガティブセールスを行っていました。

ただ誰にでも売りまくるスタイルではなく、限られた人にだけ売るスタイル。
サービスの内容を重視しない人には売らない。

お客さんとは家族ぐるみの付き合いをする。

商品を気に入ってくれた人にだけ売って、お客さんとは仲良く接するというやり方です。
この頃、カーネルサンダースはロータリークラブに入会しています。

そこで、2つのスローガンに感銘を受けます。

  • 最も奉仕する者が最大の利益を得る
  • 我が身の前に他人に奉仕せよ

この2つが、元々あったカーネルサンダースのビジネス哲学に加えられました。

ガソリンスタンド時代

40歳でカーネルサンダースはガソリンスタンドの経営を始めます。
旧経営者が親会社の悪口を言っていたため、オープン初日は人がまったく来ませんでした。

でもそんなことはまったく意に介さず。

とにかくお客さんのためになることを精一杯やり尽くしました。
最初にやったのが、車の窓拭きです。

カーネルサンダース自身が、とあるスタンドで窓拭きのサービスを受けて感動しました。

これはうちの店でも取り入れようと決意して実践したんですね。

当時の道路はまだ舗装されていないところが多かったので、泥汚れがすごかったそうです。
窓拭きだけじゃなく、ラジエーターに水を入れたりタイヤの空気チェックもしました。

タイヤの空気が少ないと無料で空気入れのサービスもやりました。
ポケットにブラシを入れておき、車内の汚れもキレイに掃除しました。

それが終わるとお客さんのところへ行き「他に何かできることはありませんか?」と訪ねていたそうです。

このサービスが話題になり、お客さんの数がどんどん増えていったんですね。
さらには、ライバル店が朝7時からオープンしていたところ、朝5時からオープンさせました。

遠出する人にとって、朝早くからやっているガソリンスタンドはとてもありがたい存在でした。
カーネルサンダースはタイヤのパンク修理もやっていました。

夜9時にガソリンスタンドを閉店すると、それからタイヤ修理の作業。

午前1時とか2時までやって、また翌日は朝5時からガソリンスタンドをオープン。

そんな日々を過ごしていました。
すると、アメリカ中で一番多くのガソリンを売るスタンドになったそうです。

カーネルサンダースは、「懸命に働けば相応の見返りがある」と言っています。

フランチャイズビジネス

カーネルサンダースといえば、ケンタッキー・フライドチキンの創業者として有名です。

世界初のフランチャイズビジネスに成功した人物。

65歳のときに無一文になり、そこから這い上がったというのも有名な話しです。
全世界にその名をとどろかすカーネルサンダースの功績。

その根底には、幼少の頃から培ってきたビジネス哲学が土台として築かれていたんですね。


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