アンダードッグ効果をマーケティングに応用するときの具体例

アンダードッグ効果というのは、行動心理学で使われる用語です。

「負け犬効果」や、「判官びいき」ともいわれます。
 

たとえば選挙などの事前予測で劣勢や不利だという情報が流れた場合。

同情によって応援したくなる心理のことをいいます。

実際に過去を振り返ってみると、誰の目から見ても劣勢と思われた政党が優政党を負かした歴史がいくつもあります。

そのくらいアンダードッグ効果は、無視できない存在です。

 

■アンダードッグ効果

アンダードッグ効果は、1940年代にアメリカの世論調査のデータ分析により発覚しました。

バンドワゴン効果とは反対の意味で使われます。

バンドワゴン効果についての説明はこちら

バンドワゴン効果というのは、行動心理学の用語です。大勢の人がそれを支持している場合、その製品や事柄への支持がより一層高くなる現象のことをいいます。「バンドワゴン」とは、パレードなどの行列の先頭にいる楽隊が乗車した馬車です。ラ[…]

 

アンダードッグ効果やバンドワゴン効果は、アナウンスメント効果と呼ばれています。

選挙活動や経済活動において、新聞やラジオなどのマスメディア報道が人々の心理状況に作用することですね。

これによって行動や思考に変化をもたらすこと。
 

アンダードッグというのは、敗北者とか弱者のことをいいます。
 

川に落ちて溺れている犬を見たら、誰でも助けてあげたいと思いますよね。

この逸話からアンダードッグ効果と命名されました。
 

不利な状況を見ると応援したくなる心理です。

 

でもこれは、不利な状況にいる人が頑張っているのが条件です。

何の努力もしていなければ、当然のことながら応援したいとは思いませんよね。
 

たとえば大相撲の場合。

小さな力士が大きな力士に立ち向かう姿を見ると、小さな力士を応援したくなりますよね。

現役の頃の舞の海は、とても人気がありました。
 

また、下町の小さな工場で働く技術者や中小企業の経営者。

一生懸命仕事に打ち込む姿を見ると応援したくなります。
 

このように、アンダードッグ効果はいろんなところで作用しています。

■コミュニケーションでの応用例

アンダードッグ効果は、人間関係でも活用できます。
 

たとえば、好かれたい相手の前で自分の弱いところを見せる。

そうすると、相手に同情の心理が働いて親近感が増します。
 

普段は強面の人が、ふとした瞬間に見せる優しい一面のギャップもそうです。

怖そうと思っていたのに、こんな優しい一面もあるんだと好感が生まれます。

■マーケティングでの応用例

有名な話しでこんなエピソードがあります。
 

ある大学の購買部で、プリンを大量に発注してしまいました。

そこでTwitterで学生たちに呼びかけました。

「購買部の発注ミスによりプリンが大量に届いてしまいました。100円のところ70円にしておきますので買ってください。」

するとTwitterが拡散され、購買部に行列ができて完売しました。

これもアンダードッグ効果が働いているんですね。
 

また、こんな例もよく見かけます。

「うちは大企業ではないので、1人1人のお客様に対して手厚いサービスを心がけています。」

「大企業ではない」というところで、アンダードッグ効果が働きます。
 

アンダードッグ効果を最大限に発揮する秘訣は、弱点を強みに変えることです。

自分が今持っている技術や経験を武器にして、強者にひるまずチャレンジしていきましょう。


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