大型スーパーの進出で倒産寸前に追いやられた個人商店の逆転劇

地方に行くと駅前の商店街が閑散としている状態が目に付きますよね。

商店街に並ぶ小さな個人商店。
やっているのかどうかも分からない状態。

そんなシャッター通りが目立ちます。

駅の近くに大型のスーパーマーケットやショッピングモールが建つと、どうしても小さな個人商店は太刀打ちできません。
当然のことながら、品揃えでも価格面でも負けてしまいます。

小さな個人商店は敷地面積も限られていますから、多くの商品を取り揃えることができない。

在庫も抱えられない。
値段も下げることができない。

それに対して大型のスーパーマーケットやショッピングモールは大きな力で攻めてきます。
たくさんの品揃えと低価格での販売。

小さな個人商店は勝てるわけがない。
 

でも、諦めたらそこで試合終了ですよ。

どうすれば生き残れるかを考えましょう。

商売やビジネスは頭を使って考えるものです。
いろいろ考えていくといろんなアイディアが出てきます。

 

■潰れかけの個人商店を救ったダン・ケネディのアドバイス

大型スーパーと小さな個人商店の図式は日本だけのものじゃありません。
世界的に同じような現象が起きています。

アメリカではこのような事例があります。

世界最大規模のスーパーマーケットで有名なウォルマートが、とある街の商店街に進出してきました。

その街で個人商店を営んでいた模型ショップ。
店主は「もう終わりだ・・・」と嘆いていました。

ウォルマートが近くに建ったらウチのような小さな個人商店はやっていけない・・・。
 

そんなピンチの状況を救ったのがダン・ケネディ。
彼は、世界的に有名なマーケティングコンサルタントです。

ダン・ケネディは、店主に向かってたった一言だけアドバイスをしました。

すると、店主は「なるほど!」とうなずいて目に輝きを取り戻しました。
そしてさっそくアドバイスを元に行動しました。
 

まもなくすると、予定通り近所にウォルマートが建設されました。

その街に住む人々はみんなウォルマートで買い物をするようになりました。

商店街に並ぶ小さな個人商店は、次々に閉鎖へと追いやられていきました。
 

ところが、模型ショップだけは見事に生き延びることに成功しました。

しかも、ウォルマートが進出する前よりも業績を伸ばしていきました。
どんどんお店が繁盛していきました。
 
いったいダン・ケネディは、模型ショップの店主にどんなアドバイスをしたのでしょうか。
 

それは、たった一言です。

「ウォルマートで扱ってない商品を売ればいいじゃん!」
 

通常のお店では取り扱っていないニッチな商品を売ればいいんだとアドバイスしたんですね。

世間に出回っていないお宝商品とか、マニアが喜ぶ掘り出し物とか。

これらのプレミア商品は希少価値があるので高値でも売れます。
コレクターは欲しいと思ったらいくらでもお金を出しますからね。
 

やがて模型ショップは口コミが広まり、みるみるうちに有名になっていきました。

あそこの店には掘り出し物がたくさん置いてある。
しかも店の場所は駅前だから行きやすい。
近くには買い物に便利なウォルマートもある。

好条件が揃っているということで、お客さんが次から次へと押し寄せるようになりました。

■弱者の戦略

この模型ショップの例のように、小さな個人商店が生き延びる道はいくらでもあります。

大型スーパーが進出してきたからといって、諦めてしまうのはもったいないですね。

ビジネスや商売は頭を使って考えるもの。
いろんなアイディアを出していけば、打開策はいくらでも見つかります。
 

たとえば小さな八百屋さんの場合。

地元で取れた野菜だけを取り扱うとか。
有機農法で作られた野菜だけに特化するとか。

大型スーパーでは真似できないことをやればいいんです。
ニッチなところを攻めていく。
 

「ランチェスター戦略」という有名なビジネス用語があります。
弱者の戦略とも言われています。

大きなライバルが出現した場合、真っ向勝負では当然勝てません。
だから弱者は弱者なりの戦略で戦う必要がある。

大きな市場では勝てなくても、小さな市場で勝てればいいんです。

力を分散するのではなく一点集中すれば、小さな市場でも十分勝てる。

ナンバーワンではなく、オンリーワンの存在を目指せばいい。

これが弱者の戦略です。
 

うちの近所にも大型スーパー西友の目の前に小さな個人経営の精肉店があります。

普通はありえないって思いますよね。
お肉なんて西友に行けば種類が豊富だし価格も安いです。

ところが、この精肉店は毎日繁盛しています。

なぜか?

夕方になると、近所に住む主婦たちは夕飯の準備で買い物にきます。
西友でおかずの材料や日常品を買い揃えます。

そしてお店から出ると、目の前の精肉店では焼き鳥を焼いています。
食欲をそそる焼き鳥の良いニオイが漂っています。

「ついでに焼き鳥も買っていこうかしら!」

そして主婦たちは精肉店で焼き鳥を買って帰ります。

これが西友の目の前で精肉店が繁盛している理由です。
 

商売もビジネスもアイディア次第。
頭を使って考えれば、いろいろ面白いアイディアが浮かんできます。

どんな条件でも必ず勝機はあります。

諦めずに考えましょう。
 

  • どうすれば売れるか?
  • どうすれば生き残れるか?
  • どうすれば今よりもっと繁盛するか?

 
人が誰もやっていないところにヒントが隠されているはずです。


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